南塔(ナントゥー)の創作ルーム

4月下旬頃に小説家になろうからアルファポリスに移行。

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シンフォニーメモリアル10章

『レジェンバイドにランサーのキング登場』


主要登場人物

ロクロ(主人公) 男 サキュラス団のメンバー。 元気と運の良さがある。自称ガイウンの右腕。年齢は17歳。

ライラ(ヒロイン) 女 サキュラス団のメンバー。ロクロとは仲が良い…はず。髪色は茶色でミディアムヘア。性格は多少気が強い乙女。 あと金目のモノに目がない。年齢は17歳。

ターク 男 サキュラス団のメンバー。風来坊のような男。真面目な性格で口数も少なく時々、気配が消えている?時もあるが、どんな状況でも冷静な判断、考えを出すことが出来る。年齢は19歳。

ガンダラヤック 男 サキュラス団のメンバー。語尾にケルを付けて喋る団のムードメーカー的存在。尚、性格はお察し。年齢は16歳。

ナーシャル 女 サマライズ大陸のハーヴァキャニオンで自然保護管理員として働く女性。 ロクロ達の新たな仲間として加入。性格はおっとりしており、癒し系の美女。髪は金色でお団子ヘア。 年齢は20歳。

ガイウン 男 サキュラス団のリーダー。普段はメンバーと一緒にふざけたりしているが戦いやメンバーの誰かが困った時には頼りになる存在。年齢は非公開らしい。そして無類の女たらし。

ディー・マルク 男 レジェンバイドで偶然、出会った男の子。ロクロ達がこれから向かうワンダーズの村に住んでいる。年齢は16歳。

ランサーオブサクリファイス勢
謎の男性(2部に登場した人物) ランサー オブ サクリファイスのメンバー 過去に何かあった様子。それ以外は不明

ダークネス 男 ランサー オブ サクリファイスのメンバー ボストン型サングラスをかけ、全身黒服コーデの強面の男性。真面目な性格。年齢は不明

エンドレス 男 ランサー オブ サクリファイスのメンバー オラオラ系ファッションような服装をしている。自己主張が強い性格。年齢は不明


-本文-

ヤックのおかげで豪華なホテルに宿泊することができたロクロ達は朝のうちに街から離れ、次の精霊エレメントを探す旅に出ようとしていた

~機械都市レジェンバインド 広場~
ガイウン「次はどっちの方面に向かって進めば、精霊が眠る場所に辿り着けるんだろうな。」

ターク「順番的にいけば次は雷の精霊だが『周辺を一望できる高い山』となれば、そこそこの高さがある山を登ることになりそうだ。」

ガンダラヤック「昨日の案内所にいたロボットに聞いてみるっていうのは、どうケルかね?この街以外の場所を知っているかもしれないケルし。」

ライラ「ヤックの言う通りね。街の人たちに聞くよりロボットの方が詳しい情報を教えてくれそうだわ。」

ナーシャル「それにしても今日は街の至る所にPJFポリスジャッジメントフィールドの人たちが配置されていますね。」

ロクロ「今日はバルバント国王が此処へやってくるみたいだからな。万が一に備えて警戒体制を敷いているんだろう。」

ライラ「案内所にいるロボットから情報を得て、さっさと街から出ましょう。」
そしてメンバー達は昨日訪れた案内所へと向かった

~案内所昨日と同じ場所~
受付ロボット「レジェンバインドへようこそ。ご用件は何でしょうか?」

ガイウン「この大陸で一番、標高の高い山は何処にあるんだ?」

受付ロボット「了解致しました。その条件でお調べ致しますので少々お待ちください。」
ピピピ…

受付ロボット「…ユニバースヴェライアント大陸で一番標高の高い山は『ファーマメント オブ スピリット』世界三大陸で最も標高が高く天に近い処と言われており、死者の魂がそこへ辿り着くとも言い伝えられている場所。レジェンバインド北門から北方面へ道なりに進んで行き『ブラベンソ洞窟』と呼ばれる洞窟を北東へ通り抜け『レクイエムフェザー』と呼ばれる街へと進み、そこから…」

ロクロ「一番高い山は何日掛かるのか分からないな…。」

ガイウン「質問を変えてみるとするか。この大陸で雷が頻繁に鳴り響くような山は何処かにないか?」

受付ロボット「その条件で調べてみます。…ヒットしました。東門から東方面へと道なりに進み『ワイルドプラトー』を越えていくと『ワンダーズの村』があります。山のふもとにあるその村から更に東へ進むと『クダラド山脈』と呼ばれる山脈があり、その山脈にある山『トワイライトサンダー』が雷の発生しやすい場所と言われています。因みに、この山脈は大陸中心部を南北に平行して連なっている為、先程述べた『ファーマメント オブ スピリット』が山脈の北側に位置することとなります。」

ライラ「その『トワイライトサンダー』っていう山が雷の精霊エレメントが眠っていそうね。」

ターク「そうかもしれないな。この大陸の地理が少しずつ分かってきた。今のところ、情報がまったくない方面は南とトワイライトサンダーを越えた先の東側か。」

ガンダラヤック「たった一回だけの説明で大体のことを把握することが出来るなんて、凄すぎるケルよ。」

ロクロ「どっちへ行っても長旅になりそうだな…。」

ナーシャル「そうなりそうですね。食べ物等、必要な物を購入して街を出た方が良さそうですね。」
ロクロ達が次の精霊が眠る場所について話しているとヤックと同じくらいの歳をした男の子が声を掛けてくる

?(男の子)「お前たち、トワイライトサンダーを目指すのか?」

ロクロ「誰だ?」

ガイウン「迷子になって案内所へ来たのか?」

?(男の子)「そんな訳ないだろ。俺はこの街に用事で何回も来ているからな。」

ガンダラヤック「んー、この街では見かけない服装をしてるケルね〜。」

?(男の子)「そりゃあ、俺はここに住んでいないから当然だ。」

ロクロ「じゃあ、何処に住んでいるんだ?」

?(男の子)「俺はワンダーズの村に住んでいる。」

ライラ「私達が通るルートにある村じゃない!」

?(男の子)「ここら辺じゃ見かけない顔だし、俺が村まで連れていってやるよ。それに何の知識も無く、ワイルドプラトーを通るのは危険だからな。」

ナーシャル「強い魔物の棲家すみかがあるんですか?」

?(男の子)「そんなんじゃない。ワイルドプラトーに生えているプラトー草が問題なんだ。」

ガイウン「なんだ、そりゃ?」

ターク「その草花について聞いたことがある。確か、その花の香りを嗅いでいると旅や何かをする事を諦めるような考え方におちいってしまうようだ。」

?(男の子)「その通りだ。昔は今とは違い徒歩や馬での移動が主流の時代だったらしいが、ワイルドプラトーを通る度に精神的に参る人が多かったみたいだ。」

ガンダラヤック「なんか話を聞いていると怖いケルね。」

ライラ「まあアンタの場合、そのプラトー草の効果は出そうにないけど。」

ガンダラヤック「それは褒め言葉として受け取ってよろしいケルか?」

ロクロ「ヤックはプラトー草とは違う草が脳内に咲いてそうだからな。」

ガイウン「要するにヤックの場合、悩んだり落ち込むことが無いってことだ。」

ガンダラヤック「オイラだって悩み事の一つや二つあるケルよ!?」

ナーシャル「まあ、それは大変です!良ければ、私が相談に乗ってあげますよ?」
すると何故かガイウンがナーシャルに相談し始めて

ガイウン「実は俺、ずいぶん前から恋の病にかかっておりまして…。」

?(男の子)「この人もプラトー草の効果は出そうにないな。」

ターク「ああ。リーダーとヤックは心配する必要は無さそうだ。」

ロクロ「俺たち、すぐにでも旅をする準備を整えたらトワイライトサンダーにむけて出発したいんだ。」

?(男の子)「なんだお前たち、今日この街にやってくるバルバント国王を拝見しに来たんじゃないのか。」

ライラ「私達、他の目的があってこの街にやってきたの。だから、バルバント国王なんて興味ないのよ。…ね?リーダー。」

ガイウン「お、おう。俺達は世界を救う旅をしているからな!ナッハッハッ!」

?(男の子)「…?よくわからないが、旅する準備が整ったら東門へ来てくれ。門番の人たちには俺から話をつけておく。」

ロクロ「助かるぜ。そういえば名前、聞いてなかったな。」

ディー「俺はディー・マルクだ。ディーと呼んでくれ。」

ガイウン「俺はこの団のリーダーでガイウンだ、よろしくな!」

ターク「俺はタークだ。よろしく頼む。」

ガンダラヤック「オイラはガンダラヤック。みんなからはヤックって呼ばれているケルよ。」

ライラ「私はライラよ。よろしくね。」

ナーシャル「ナーシャルと申します。以後、お見知りおきください。」

ロクロ「俺はロクロだ。よろしくな!」

ディー「みんなよろしくな。それじゃあ、俺は先に東門前で待ってるぜ。必要な物は街で買っておけよ。」
そう言った後、ディーは東門方向へ歩いていった

ロクロ「ディーか。なんかアイツとは仲良くなれそうな気がするぜ。」

ガイウン「俺たちやムゾア以外の友達が出来そうで良かったな、ロクロ。」

ロクロ「ああ。」

ライラ「それじゃあ、街で必要な物を購入したらディーっていう子がいる東門へ行きましょう。」

ターク「こんな朝早くからだとコンビニぐらいしか開いてないのが普通だが、ほとんどロボットに任せているからなのか接客業は店を開いているところが結構あるな。」

ナーシャル「私達が住んでいた場所もいつかこんな風になってくるのでしょうかね。」

ガンダラヤック「それを決めるのは社会の流れ次第ケルよ。いつ世の中の風向きが変わるのか見当がつかないケル。」

ガイウン「ヤックにしては珍しくボケずにまともな意見を述べたじゃねえか!」

ライラ「よく見て、リーダー。ウェポンソーサラーでカンペを見ながら喋ってるだけよ。」

ガンダラヤック「あ、バレちゃいました?」

ロクロ「ヤック劇場はそこまでにして、さっさと買い物済ませてディーが待ってる東門に行こうぜ。」
一同は開いているお店を巡り、必要な物を買い揃えて東門へ向かった

ディー「必要な物を買い揃えてきたようだな。門番東門には俺が話をつけておいた。」

ロクロ「ありがとな、ディー。旅をする準備も万端だ。」

ディー「俺が住んでいるワンダーズの村まではワイルドプラトーを東へと進んでいけばいいだけだから迷うこともないだろう。ただ、土地が広いから何処かで1泊野宿する必要がある。」

ライラ「確か、アビラエナジーからこの街にやってくる時に左右の分かれ道になってて、右の方面がワイルドプラトーって書いてあったわね。」

ナーシャル「どれくらい広いのか、まったく想像できませんね。」

ターク「パフェオレを買っていないから今回の野宿は大丈夫そうだ。」

ガイウン「パフェオレって飲み物だろ?欲しけりゃ買えばいいじゃねえか。」

ライラ「リーダー、それには訳があるのよ。」

ガンダラヤック「あまり詳しく聞かない方がいいケルよ。」

ガイウン「そうなのか?まっ、どっちでもいいけど街が賑やかになる前に出発するとしようぜ。」

ディー「ワイルドプラトーに入る前に話をするから、そこまでは道なりに進んでいくとしよう。」

ロクロ「分かった。」 ディーという男の子と一緒にロクロ達は東門からレジェンバインドを出た

~東門(町を囲う高い壁の上部)~
??(男性)「あれがダークネスが会いにいったサキュラス団ってヤツらか。」

ダークネス「そうだ。まだ精霊本来の力を発揮できていないが、あのロクロと呼ばれているヤツはまだまだ強くなりそうだ。」

??(男性)「そうなのか?俺はお前みたいに口数の少ないタークっていうヤツの方が強くなりそうだと思ったんだけどな。」

??(謎の男性)「ふっ…お前たち、あの団のリーダーを忘れていないか?奴は精霊の力に頼らなくても強いぞ。」

??(男性)「じゃあ、今度会ったときに手合わせしてもいいか?」

ダークネス「やめておけ、エンドレス。今はまだ俺たちの力を披露する時ではない。」

??(謎の男性)「ダークネスの言う通りだ。俺たちが今すべきことは、この歪んだ世界に対して革命を起こすことだ。」

エンドレス「今日はその為に俺たち3人がここに来たんだよな?」

??(謎の男性)「そうだ。まずは『ランサー オブ サクリファイス』という組織を平和ボケしか連中に知らしめる為に、な。」
心の中の声謎の男性 (あの地獄ような日々…俺は忘れることはない…ッ!)

どこかで幽閉ゆうへいされているリゼムン視点へ変わる
リゼムン「くっ…!今日は陛下バルバント国王がレジェンバインドへと向かう日。こんな場所で閉じ込められている場合ではない…!」
必死に手に掛けられた手錠を外そうとする

?(男性)「…その手錠を外してバルバント国王の元に行っても、既に手遅れですよ。」

リゼムン「貴様ッ…!なぜ俺をこんな場所に捕らえている!?」

?(男性)「貴様ではなく、ロールフランドという名前で呼んでほしいものですけどねぇ…。」

リゼムン「貴様の名前など興味はない!はやく俺をここから出せっ!」

ロールフランド「そういう訳にもいかないんですよ、親衛隊長さん。せっかく幸運の鳥が幸せを運んでくるように現れたのですから、この交渉カードを使わない訳にはいかないんですよ。」

リゼムン「そうやって裏でコソコソとするのが貴様の性分なのだろうな…!」

ロールフランド「私は必要以上に敵を作らないだけですよ。そして、いざという時の交渉カードを常に持っているだけ。」

リゼムン「ふん…くだらん戯言を。」
(マリーナ、無事でいてくれ…!)

次話が長くなりそうなので一旦、ここで区切らせていただきます。


続き
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前回
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地名・用語集
三大陸
バルバント 首都グレンダ

サマライズ 水の都アクアメロディーガーデン(和の文化地区、西洋の文化地区)、ハーヴァキャニオン(ミンティワ自然保護区、ラベンダルズ居住区、立ち入り禁止区域)、モッコンガナイ峠、砂漠の街ビィートランド、グランドロックバレー遺跡、タイラントハーモニー大瀑布

ユニバースヴェライアント
サイレント地方
アビラエナジー、レジェンバインド、スモーク孤島(インフェルノクレーター)、ワイルドプラトー、ワンダーズの村、トワイライトサンダー(クダラド山脈中心部にある山)

リディンボルテック

ブラベンソ洞窟、レクイエムフェザー、ファーマメント オブ スピリット(クダラド山脈北側にある山)

三大コンビニ
ルートン(バルバント)
クルミーマート(サマライズ)
アンティーク・イレブン(ユニバースヴェライアント)

PJF(ポリスジャッジメントフィールド)→三大陸警備組織

ルージュルーン→この世界の通貨

ウェポンソーサラー→唱術(シンフォニースペクタクル)の技術を汎用化させた武器(個体差で種類が変わる)

9つの精霊(エレメント)→風、土、水、火、雷、氷、光、闇、?

謎の隕石→今のところ不明

ロクロだけに聞こえる謎の声→今のところ不明

パフェオレ→コンビニ限定で発売されている飲料。両手で1本ずつ持つと不思議な唄を歌い始める。

カユミ塩湖→三大陸の何処かにあるはず。

ドコノドナタ→三大陸にあるハンバーガー屋さん。

パパッとPad→この世界で便利な情報端末。

ペンタフォン→コードレス電話機。

ゴッドカード→ムゾアがヤックに渡したカード。ユニバースヴェライアント大陸にあるホテルなら6割ぐらいの確率で使用することが可能で、無料で宿泊することができる。