南塔(ナントゥー)の創作ルーム

4月下旬頃に小説家になろうからアルファポリスに移行。

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シンフォニーメモリアル4章

『サキュラス団 再結成』


主要登場人物

ロクロ(主人公) 男 サキュラス団のメンバー。 元気と運の良さがある。自称ガイウンの右腕。年齢は17歳。

ライラ(ヒロイン) 女 サキュラス団のメンバー。ロクロとは仲が良い…はず。髪色は茶色でミディアムヘア。性格は多少気が強い乙女。 あと金目のモノに目がない。年齢は17歳。

ターク 男 サキュラス団のメンバー。風来坊のような男。真面目な性格で口数も少なく時々、気配が消えている?時もあるが、どんな状況でも冷静な判断、考えを出すことが出来る。年齢は19歳。

ガンダラヤック 男 サキュラス団のメンバー。語尾にケルを付けて喋る団のムードメーカー的存在。尚、性格はお察し。年齢は16歳。

ナーシャル 女 サマライズ大陸のハーヴァキャニオンで自然保護管理員として働く女性。 ロクロ達の新たな仲間として加入。性格はおっとりしており、癒し系の美女。髪は金色でお団子ヘア。 年齢は20歳。

ガイウン 男 サキュラス団のリーダー。普段はメンバーと一緒にふざけたりしているが戦いやメンバーの誰かが困った時には頼りになる存在。年齢は非公開らしい。そして無類の女たらし。

土の精霊(エレメント) 200年前のことを知る精霊。


-本文-

ロクロ達一行はミノムシ状態で引きずられながら進むヤックを含めて、砂漠の街ビィートランドから次の街があるとされる南東方面へ進むのであった

ガンダラヤック「あのぉ〜、皆さ〜ん。そろそろこのひもいてほしいケルけど〜…?」

ロクロ「ヤック、砂漠の砂視点の景色が見えて楽しかっただろ?」

ライラ「そこら辺に生えてたサボテンに意図的にぶつけていってたけど、喋っていられる元気があるから大丈夫そうね。」

ターク「良かったなヤック。街から歩いてすぐ砂漠地帯が終わって。」

ガンダラヤック「そうケルね〜!やっぱりオイラは何かミラクルラッキーパワーを持っている感じで…じゃなくて!はやくこの紐を解いてほしいケルよ〜!!」

ナーシャル「ヤックちゃんがこうなったのも、私があの時に土の精霊エレメントの話をしたっていうのもありますから…解いてあげてくれませんか?」

ガンダラヤック「ナーシャルさん、マジ女神ッ!ジャンピング土下座級感謝ケル!!」

ライラ「ナーシャルさんがそう言うなら…。解いてあげるわ、ヤック。」
そしてガンダラヤックを縛る紐は解かれ

ガンダラヤック「さて…第1形態のオイラがこうして孵化ふかした手始めとして、どこの街へ行ってエネルギーを吸収するとしようケルかね。」

ロクロ「お前は一体、どんなバトル漫画を読んでそんな知識を付けたんだよ。」

ターク「もしかしたら、そろそろ未来からタイムマシンみたいなモノで誰かがやって来るかもしれんな。」

ガンダラヤック「…ん?それはもしかしてボクサー…パンツのぉことか?」

ライラ「はあ…また馬鹿ヤックが脳内ほぼネタ、たまに腹黒の引き出しから変な知識を披露してるわね…。」

ナーシャル「私は旅が楽しくなるからヤックちゃんは欠かせない存在だと思っているわ。」

ロクロ「それは言えてるな。というかヤックは最初からこんなキャラじゃなかったんだよなぁ…ガイウンリーダーに教わるまでは。」

ナーシャル「そうなんですか?」

ロクロ「俺たち身寄りのない4人に色々と教えてくれたのがガイウンなんだ。」

ナーシャル「もしかして、その人は以前第2章さがしていた方ですか?」

ロクロ「ああ。こうして精霊エレメント探しの旅をしてるけど、ガイウンに関する情報は全く聞かない。」

ガンダラヤック「というより、そもそもリーダーガイウンのこと忘れてた説があることないケルか?」

ターク「…。」

ライラ「…。」

ロクロ「…。」

ナーシャル「あの〜、皆さん。なんだか急に静かになりましたけど、何かあったのですか?」

ロクロ「…確か、次の精霊はダバル第2部の登場人物さんが言ってた順番的に水の精霊だよな。」

ライラ「ええ。もうすぐ水の都アクアメロディーガーデンが見えてくるはずだから、きっとその周辺だと思うわ。」

ターク「その可能性は高いかもな。それじゃあ、その水の都まで歩いていくとしよう。」

心の中の声ヤック (この場の雰囲気ふんいき…もしかしてオイラNGワード言ってしまったケルか!?)
こうして水の都に辿り着くまでの間、この状態が続くのであった

そして水の都アクアメロディーガーデンへ辿り着き、ロクロ達はバルバント国の首都グレンダとはまた違った街並みの光景にその場で立ち尽くす

ライラ「サマライズ大陸は何処へ行っても独自の文化や景観けいかんを楽しむことが出来るって言ってたけどホントに凄いわ!」

ナーシャル「この水の都は和の文化と西洋の文化が西と東の半々に別れて成り立つところなの。」

ロクロ「それじゃ、俺たちが今いる所は和の文化の方ってことか。」

ターク「とはいえ、やはりコンビニは普通にあるんだな。」

ライラ「そういえばサマライズ大陸にきてからルートンコンビニを全く見かけないんだけど、どういうことかしら?」

ナーシャル「それに関しては三大陸でそれぞれのコンビニ展開をしているみたいです。因みにサマライズ大陸はクルミーマートですよ。」

ターク「なるほど。また一つ学ぶ事が出来た。」

ガンダラヤック「ちょっとトイレに行きたくなってきたから、そこのクルミーマートで用を足してくるケル。」

ロクロ「俺たちもコンビニへ入るとするか。」

ライラ「そうね。」

ターク「俺は少し街を散策してくる。」
そしてそのコンビニでは、ある出来事が発生していた

~コンビニクルミーマート個室トイレ~

ガンダラヤック「ふぅ…どうにか間に合ったケル〜。」
と、呟きながら心の中で安堵あんどしていると

?(男性)「ヤベェ…ここの個室トイレ、ケツ拭く紙がねえぇぇ!」

心の中の声ヤック (ぇ…?もう一つの個室トイレから声がするケルか…?)

?(男性)「おい、隣に誰かいるんだろ!?俺に拭く為のペーパーをくれないかッ!?」
実はこの時、店員さんのミスでヤック側にあるトイレットペーパーは本来、男性側に置いておく分のトイレットペーパーだったのだ。するとヤックはゼロプロファイリングシステムを発動し、店員がトイレ点検に来ていた約20分前の状況を把握することに成功した
そして…

ガンダラヤック「ドゥイブチー!こっちもさっきトイペ使い終わったところアルよ!」

?(男性)「マジかよ!?クソ〜、今日は不運な事ばかりだぜ…。やっぱロクロ達より先に来たのが悪かったのかもな…。」

心の中の声ヤック (ロクロ達…?それにこの声、なんだか懐かしい感じがするケル。もしや…!)

ガンダラヤック「えー、こちら個室トイレ専門のレスキュー隊です。隣の個室トイレで便座に座っている方、お名前と今の状況を詳しく教えていただけますか?」

?(男性)「名前はガイウン。サキュラス団っていうやつのリーダーだ!頼むッ!ケツ拭くペーパーをGive me!」

心の中の声ヤック (やっぱりリーダーだったケル!ただ、さっき言ってた先にここへ来たっていうのが気になるケルね…問いただすとするケルか!)

ガンダラヤック「そちらの状況は把握しました。さて、ここで問題ッ!!アナタはどのような経緯があって此処までやってきた!?」

ガイウン「バルバント国のグレンダから飛ばされてきてから一文無しで困っていたから以前、登録してたマインチューブでライブ配信して稼いでたんだよ!」
それを聞いたヤックは真剣な表情となり

ガンダラヤック「マインチューブ?それは何の事かね?」

ガイウン「配信サイトだよ!ウェポンソーサラーにある機能を使ってカメラに映された映像を配信してたんだよ。そんな事よりはやくペーパーくれよおッ!」

心の中の声ヤック (は…?そんな機能があるの聞いたことねえケル。ダバルのクソ野郎ぉ…!ウェポンソーサラーを渡す時に黙っておいて、自分は最新機能を堪能していたケルかぁぁ!)

ガンダラヤック「ちょっとキミ、そのウェポンソーサラーとやらを極限突破きょくげんとっぱさせる方法を教えてみ?」

ガイウン「極限突破ぁ?普通に考えて使えば出来る事だろ。…それにさっきからレスキュー隊という割に全く助けに来る気配ないよな?」

ガンダラヤック「ふぁい?はい?

ガイウン「今思えば待ってるより、俺がそっちへ取りに行けば済む事だわ。ケツ丸出し状態で今すぐ行くから待ってろよッ!」

心の中の声ヤック (や、や、ヤベェ‼︎オイラだとバレたら後でリーダーにボコられる事が確定イベントになるケルよッ…!)

ガンダラヤック「お客様、大変申し訳ございませんがこちらの個室トイレの営業時間は既に終了しております。」
そう言いながらヤックは全力を尽くしてドアをおさえる

ガイウン「今ケツ丸出し状態だから俺の恥ずかしいところを他の人に見られる事がないよう、すぐに終わらせてやるからなッ!」

ガンダラヤック (土の精霊殿!オイラが助かる手段は何か無いでござるかッ!?)

土の精霊エレメント (ん〜、ボクの力を使ってこのコンビニをぶっ壊す事ぐらいかナ〜。エヘッ!)

心の中の声ヤック (オイラの持ち霊、マジ役に立たねぇー!!)
そう心の中で呟き手が緩んだ瞬間、ドアが開いた
…ガチャッ

ガイウン「そっちにペーパーがあるんだろ!観念しろッ!……ヤック?」

ガンダラヤック「…ニ、ニーハオ!リーダー、今ケツ丸出し状態アルよ?」

ガイウン「テメェェェッ!!」
ヤックを除いたロクロ達もコンビニ店内にいた為、その声が聞こえてきた

ロクロ「なんだ?」

ライラ「そういえばヤックがトイレに行ったっきりで戻ってきてないわね。」

ナーシャル「ヤックちゃん、何かあったのかしら〜?」
するとトイレに繋がる扉が開き、ロクロ達もガイウンと再会する

ガイウン「ロクロ!ライラ!お前達もいたのか!?」

ロクロ「…ガイウン?本当にガイウンなのか!?」

ライラ「リーダー!!」
こうして感動の再会を果たした!…と思っていたらロクロとライラの会話をスルーして

ガイウン「おや、こんなところにお美しい方がいらっしゃるではありませんか♪」

ナーシャル「もしかして…わ、私のことですか?」

ガイウン「うぃそう…貴女以外に誰がいますか?♪」

ナーシャル「あの〜…手を離していただけないでしょうか…?」

ガイウン「ご安心して下さい♪ 先程トイレに居まして多少、右手の甲に血が付着してしまいましたが用を済ませた後、トイレに貼ってあった綺麗に手を洗う方法 Step2まで完璧に行いました♪」

ナーシャル「は、はぁ…。」
このやりとりの様子をかたわらで観察していて、見るに見かねたロクロとライラが話す

ロクロ「おーい、ガイウ〜ン。ヤックどこにいるのか知らないか〜?」

ライラ「私達を無視して、こんなところで口説く変人に聞いても答えてくれないと思うわ。」

ガイウン「今、こっちはレディーの相手してて忙しいんだよ!」

ライラ「リーダー、念のため言っておくけど今、口説いてくるナーシャルさんは私達の仲間よ?」

ロクロ「ナーシャルは俺たちの近くに居たから、それぐらいガイウンもそれくらい判っているだろう。」

ガイウン「な、な、な、ナーシャルすぅわんさん!? ロクロ!なんでお前は自分より歳上のレディーを呼び捨てで呼んでいるんだ!?」

ナーシャル「それは私がそう呼んで構わないって言ったからですよ。」

心の中の声ガイウン (この時間ときだけでもいいからロクロと交代してぇー!!)

ライラ「リーダーの相手してるの疲れたから、トイレに居るヤックの様子を見てくるわ。」

ロクロ「俺も付いていくぜ。」

ナーシャル「あっ、私も…!」

ガイウン「ロクロとライラが居ない間は私が貴女のそばにいますよ♪」

ナーシャル「けっ、結構です…。」
そしてトイレへ辿り着いたロクロとライラは衝撃の光景を目の当たりにする

ライラ「ヤ、ヤック!?何があったの!?」

ロクロ「おい、大丈夫か!?」

ガンダラヤック「お前らか、ふっ…純度100%の変態ケツ丸出し野郎にやられちまったケル…。」

ロクロ「ガイウンだな。」

ライラ「ええ、さっきナーシャルさんと話してた時トイレに居たって言ってたし。」
そしてトイレの事件現場にナーシャルもやってきて

ナーシャル「ヤックちゃん、大丈夫!?」

ガンダラヤック「おぉ、女神様。奴には…リーダーガイウンには気を付けて下さいケル…。」

ナーシャル「…私、ガイウンさんに話をしてきます!」

心の中の声ヤック (ハハハ、オイラは勝った!!残念だったな、リーダー…!この勝負オイラの勝ちケルよ!後でナーシャルさんに介抱されるプラチナ切符きっぷを掴み取るのはオイラだ!)
ナーシャルは事件の真相を知らないままガイウンの元へ行き

ナーシャル「ヤックちゃんをあんな風にしたのはガイウンさんですか?」

ガイウン「え、えぇ…まぁ、はい…。」

ナーシャル「酷いです!ヤックちゃんは普段から悪いことをして他のメンバーからボコボコにされても、蠍の名前を更にダサい名前に改変してスコーピオン@改にブチ切れられても、必死に仲間の為に頑張ってくれています!」

ガイウン「え、えっと…前半の普段から悪いことをしてメンバーにボコボコにされるのは、どう考えてもヤック自身に問題がある気がするんですけど…。」

ナーシャル「あれ?ん〜…よく考えてみたらガイウンさんの言う通りですね〜…。とはいえ今回の件は別です!」

ガイウン「トイレの事ですか?あれは…。貴女のようなうるわしい方に下品な言葉で説明することになりますが…。」
と一旦、間を置いて

ガイウン「簡単に説明をすると私が入っていた個室トイレにトイレットペーパーが無く、お尻を拭くのに困っていたら隣の個室トイレにヤックがきていまして。それで私はペーパーを貸して欲しいと何回も頼んだんですが、ヤツはその状況を察知してか私を散々からかっていました。それで違う意味を含めて我慢の限界に達し、ヤックがいる個室トイレへ拭く為のペーパーをケツ丸出し状態で取りに行っただけです。」
そしてこの説明を聞いたナーシャルさんはヤックの元まで無言で行き、ヤックは謎の勝利宣言を行っていた

心の中の声ヤック (アイアム レジェンド!アイアム プラチナチケットカクトクッ!YEAH!)

ナーシャル「…ヤックちゃん。」

ガンダラヤック「はい、女神ナーシャル(^ ^)」

ナーシャル「ガイウンさんからトイレで起きた出来事を聞いてきました…。」

ガンダラヤック「リーダーが最低な野郎だってこと分かったケルでしょ?」

ナーシャル「そうですね…最低な野郎っていうのが判りました…アナタが。」

ガンダラヤック「ほ〜ら、やっぱりね♪あ、そうだろね♪ って…ふぁい?はい?

ナーシャル「私は旅をするメンバーの中で唯一の味方だったんですよ…?その意味が分かりますか?」

ガンダラヤック「ええ…それは薄々、感じておりますが。」

ナーシャル「砂漠の街ビィートランドの時より酷くなることを覚悟しておいて下さいね?」

心の中の声ヤック (あれれ〜…勝ったつもりでいたんだけどなあ…?これ、もしかして逆転負け?)

ナーシャル「ライラさん、今日ヤックちゃん借りるけどレンタル料金は発生しますか?」

ライラ「無料タダですよ、ナーシャルさん。安心して今夜はサンドバッグにして下さい♪」

ロクロ「ヤック、砂漠の街から2連敗だな。」

ガイウン「それじゃあ、今日はいつもより良い宿屋に泊まるとするか!あっ、勿論ヤックがメンバー分、全額持ちなッ!」

ガンダラヤック「次は絶テェェぜってぇぇ倍返しにしてやるケル!」
こうしてロクロ達はガイウンと再会を果たし、サキュラス団の再結成を遂げた
そしてヤックは女神ナーシャルのセイントハンドスマッシャー聖なるパンチを受けたのであった…

ターク「リーダーガイウン、俺もちゃんと居るぞ〜。」

水の都アクアメロディーガーデン編 第1部終了


続き
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前回
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地名・用語集
三大陸
バルバント 首都グレンダ

サマライズ 水の都アクアメロディーガーデン、ハーヴァキャニオン(ミンティワ自然保護区、ラベンダルズ居住区、立ち入り禁止区域)、モッコンガナイ峠、砂漠の街ビィートランド、グランドロックバレー遺跡

ユニバースヴェライアント

三大コンビニ
ルートン(バルバント)
クルミーマート(サマライズ)
アンティーク・イレブン(ユニバースヴェライアント)

ルージュルーン→この世界の通貨

ウェポンソーサラー→唱術(シンフォニースペクタクル)の技術を汎用化させた武器(個体差で種類が変わる)

9つの精霊(エレメント)→風、土、水、火、雷、氷、光、闇、?

謎の隕石→今のところ不明

ロクロだけに聞こえる謎の声→今のところ不明

パフェオレ→コンビニ限定で発売されている飲料。両手で1本ずつ持つと不思議な唄を歌い始める。

カユミ塩湖→三大陸の何処かにあるはず。

ドコノドナタ→三大陸にあるハンバーガー屋さん。